「そういう時は乗り突っ込みで返すのよ」
電車での移動中に自由が丘から乗って来た上品そうな母子の会話の中で耳に入ってきた一言。
母親は裕福な家庭の優しいお父様に大事に育てられた様な生い立ちを思わせる顔立ちで、
歳は30歳を少し過ぎた程かと言った印象。
一緒にいた子供は小学校1年生くらいの男の子で、天然のかわいらしさを醸し出している。
その母親からその子供への教え。
「そういう時は乗り突込みで返すのよ」
どういう乗り突っ込みかは雑音でよく聞こえなかったが
なかなかウィットにとんだ教育をされているようで。
「お父さんがお母さんに乗り突っ込みしたから僕が生まれたの?」
と、子供が母親に聞いたかは定かでない。

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