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物欲プロセス#10.キーボード

【ハードウェアの生命線】 2004/10/30(土)

ミニキーボード

自宅サーバーではトラックポイントが付いたミニキーボードを使用しており、サーバーリプレース後も使い続けている。サーバーだから基本的に操作する事はないので、キーボードとマウスはメンテとかホームページの更新作業をする時にしか必要にならない。普通のフルサイズキーボードとマウスを接続しておくと、使わない時は邪魔になる。そんな時、このミニキーボードは外付けマウスいらずでサイズも大きくないのでサーバーの横に立てかけておけば普段は邪魔にならない。

サーバーを操作しようと立てかけてあったミニキーボードを机に取り出し、トラックポイントでカーソル移動しクリック。次にキーボードで入力・・・、あれ?入力・・・、文字が入力できない。キーボード上の全てのキーを端から順番になぞって行く。どの文字一つとして入力が出来ない。デバイスマネージャでキーボードの状態を確認、問題なし。訳が分からずに、とりあえず再起動してみる。起動時にキーボードエラーは出ない。OSも問題なく起動する。トラックポイントを操作するとカーソルも動く。クリックもできる。再度キーボードで入力・・・やっぱりできない。

どうやら壊れたらしい。いつ?どこで?この前操作した時にはちゃんと文字入力できたのに?このミニキーボードは古いのでパソコンとの接続はUSBではなく、キーボード裏から出た1本のケープルが先に行くとマウス用、キーボード用のPS2コネクタに分岐している。キーボード用のケーブルをパソコンから抜いて、コネクタを覗いて見る。見たって普通のコネクタなんだから、どこにもおかしい所なんて・・・あった。キーボード用PS2コネクタのミニDIN6ピン6本の内の1本が不自然に曲がってる。前回パソコンの裏から伸びる無数のケーブル類をそれなりに整理した時、キーボードのケーブルも抜き差しした記憶がある。多分その時に無理な挿し方をしたのだろう。パソコン側のコネクタに異常は見られない。マウス用のPS2コネクタは正常なので、マウス操作ができてキーボード入力が出来ない理由はコネクタ不良に間違いないだろう。

どうする?どうする?6本のピンの内1本が正しく接触しないのなら、単純な話この曲がったピンを真直ぐに治して正常にパソコンと接続できれば問題ないだろう。そうだ、たったそれだけの事だ。しかしピンが細いだけにデリケートな作業が要求される。気分は「ブラックジャック」か「振り返れば奴がいる」の司馬江太郎か、はたまた「白い巨塔」の財前五郎か。むむむ、これは熱い戦いになりそうだ・・・。自分勝手に間違ったベクトルの緊張感を味わいながら、ピンセットを取り出して慎重に曲がった所に力を加えていく。

・・・。

ファーストタッチであっさりとピンが折れた。早っ。しかも曲がった所と関係ない根元から。無理に挿してたので曲がった所より根元が既に限界に達していたのか。これは曲がった所がイケナイと判断した私の明らかな誤診だ、医療ミスで訴えられるぞ!現実逃避しても状況は変わらない。いくら操作する事の少ないサーバーと言えど、マウスだけ使えてもキーボードが使えないのは至極不便だ。そんなパソコンありえない。更に残念な事に、この折れたピンを修復する技術を私は持ち合わせていない。

ああ、この小さなピン1本のためにキーボードが使えなくなるなんて。人間なら小さな骨の1本が折れてもそれ程生活に支障はなさそうだが、如何せん機械の場合はそれで全て機能がストップしてしまう。もっとも普段押した事もないような地味なキーの1つだけならいざ知らず、接続する大元の部分なんだから、人間の小さな骨とは訳が違いが違う。人間も大事な部分の神経が切れたら一大事だ。

元はと言えば自分の不注意から招いた事態。以後気を付けないとと気を引き締めながら、新しいキーボードへの物欲に思いを馳せる懲りない奴。

結果は■物欲リザルト


■物欲プロセス

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